しのかいい
死の怪異
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- カラスの不吉な鳴き声は死の前兆とされ、死後49日の魂祭りで閻魔様に餅を1切れ取られるという俗信。
- 細部
- カラスの鳴き方が不吉であれば、それは人の死の前触れだとされている。死を迎える一週間ほど前には魂がすでに体を離れ、死後はその魂が人魂となって家から抜け出ていくという。亡くなってから49日の間、魂は屋根の棟に留まっているといわれ、家族は毎晩ボンボリを庭先にともし続ける。そして49日目には49切れの餅を用意して寺へ運ぶが、寺の土間をまたぐ瞬間に閻魔様がそのうち1切れを取ってしまうため、持ち込んだ餅の数はいつも1つ減っているという。
- 広まり方
- 1944年の『民間伝承』所収、坂本敏雄「魂の行衛」に記録がある。
- 地域
- 山梨県忍野村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ