しのだのきつね
信太の狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 独り身の男の願いを察して嫁になった大狐が、正体を知られても子への情から通い続けた話。
- 細部
- 独り暮らしをしていた男は嫁を望みながらも諦めていたが、信太の狐と呼ばれる大狐がその思いを見抜き、女の姿になって男のもとを訪れ、そのまま嫁となった。夫婦には子も生まれたが、ある日、狐の姿のまま子を抱いて眠っているところを見られてしまう。それでも子への情は深く、事情を明かした上で、昼間は乳を飲ませに来ると約束し、信太の森へ帰っていったという。
- 広まり方
- 1966年の『芸能』所収、野村純一の「どんぺからっこ・ねっけど(二十七)―最上の昔話―」に記録がある。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ