しんめん
神面
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 矢田神社の神面を仰いだ者は目がくらみ唖となり、社殿を壊した明智光秀も謀反人として落命したという。
- 細部
- 矢田神社の祠壇によじ登り、そこに安置された神面を仰ぎ見てしまった者があった。すると、その者はたちまち目がくらんで鼻血を吹き出し、その場に投げ出されたうえ、声を失って唖になってしまったという。この神社の神田を取り上げ、社殿まで壊してしまった明智光秀もまた、逆臣として百姓たちの手にかかって命を落としたと語られている。さらに、後年ある人物がこの神面を取り出したところ、やはり目がくらんで倒れ、しまいには重い病にかかって亡くなってしまったとも伝えられている。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に載る田中勝雄「社寺伝説―続南桑民譚雑録三―」に記されている。
- 地域
- 京都府亀岡市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ