いわきのあるくかみしんめいさま
いわきの歩く神しんめいさま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 四倉町の志賀家に伝わるしんめいさまは祈祷で眼病を治した後、歩くのが好きな神として各家を渡り歩いたという。
- 細部
- 志賀家の目が不自由だった老婆がしんめい祈祷によって眼病を治し、体も丈夫になったことから、その神体を譲られて以後は自宅で日々拝むようになった。老婆の死後、神棚に上げていたところ、しんめいは歩くのが好きな神であるから隣三軒ほどは歩かせねばならないと言われ、信仰したい人が次々に借りに来て、現在は北海道の方をまわっているという。志賀家ではこれを熊野の神明と呼び、家に鶏が入り込んだ際には奥座敷で物音がして、神が怒ったのだと語られた。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、和田文夫による平市薄磯漁村民俗誌の信仰と船の禁忌の項に基づく。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ