しにっぴ
しにっぴ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死の穢れを指すしにっぴは産の穢れより厳しく忌まれ、不幸や出産のあった家では飲食も立ち寄りも避けたという。
- 細部
- 檜枝岐村の狩猟にまつわる言葉で、しにっぴとは死の穢れを、さんびとは出産の穢れをそれぞれ指す。狩人たちの間では、出産の穢れよりも死の穢れのほうがより厳しく忌み嫌われていたという。家族に不幸があったり、出産があったりした家は「火を食う」と表現され、そのような時期には狩りに出ることを控えたとされる。さらに、不幸や出産のあった家で飲食をすることや、そこへ立ち寄ること自体も避けるべきものとされていた。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の狩猟の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ