しにんのれいのあしおと
死人の霊の足音
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 死亡通知に向かう親戚の後ろから、死人の霊がついてくるといい、茶を飲むと足音が消えたという。
- 細部
- 人が亡くなったとき、親戚の者は二人一組で知らせに出向くことになっている。その道中、死人の霊がついてくることがあるといわれ、歩いていると背後から足音が聞こえてくるが、振り返っても誰の姿もない。足音は常に一定の間隔を保ったままついてくるため、気味悪く思った者が道端の家に立ち寄って茶をふるまってもらい、しばらく休んでから改めて歩き出すと、足音はもう聞こえなくなっていたという。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「岩手県気仙沼郡三陸村越喜来」に記録がある。
- 地域
- 岩手県大船渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ