やまがたのひつぎからたつろうば
山県の棺から立つ老婆
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 一人暮らしの老婆が死んだ後、読経中に棺の蓋を押し上げて立ち上がったという話。
- 細部
- 一人で暮らしていたお婆さんが亡くなり、通夜でお経を上げてもらっていたときのことである。ふいに死んだはずのお婆さんが棺の蓋を押し上げ、「おねじゃー」と声を上げながら立ち上がったのだという。驚いた周囲の人々が医者に診せたところ、そのときにはもう完全に息を引き取っていたことが確認された。人々は改めてお経を上げ直し、丁重に埋葬したと伝えられている。
- 広まり方
- 1989年の『美濃民俗』所収、河出碩文「戦地から帰った魂」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県山県市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ