しにん
死人
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 沼田市では、亡き先妻が後妻を死の道へ引き込み、12時から1時間ほど息が止まったという体験談が伝わる。
- 細部
- 沼田市に伝わる話。ある家の後妻が語ったこととして、亡くなった先妻が、残された子供を大切にしてもらいたい一心で、後妻を死の道へと引き込もうとしたのだという。道すがら、もし三つ目の門を通り抜けていたら、そのまま本当に死んでしまっていただろうと言われている。実際にこの時、夜中の12時から1時までのおよそ1時間、後妻は息をしていない状態だったのだと伝えられている。前妻の執着と後妻への配慮とが入り混じった、不思議な仮死の体験談である。
- 広まり方
- 1966年の『上毛民俗』掲載、上野勇「利根の妖恠・幽霊」に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ