しにがみ
死神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 通夜の夜伽から帰った者は、死神が憑かないよう必ず茶か飯を一口とってから休むしきたりがあった。
- 細部
- 亡くなった人のそばで夜通し付き添う夜伽に出た者は、家に戻ってそのまま眠りにつくことを避け、必ず茶を一口飲むか、飯を一杯食べてから床に就く習わしがあった。この作法を欠かすと死神に取り憑かれてしまうと考えられており、死のそばに身を置いたあとの穢れを払うための、ささやかな清めの行いとして受け継がれてきたとみられる。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』所収、八木三二「熊本県宮地町地方」に記録がある。
- 地域
- 熊本県阿蘇市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ