しんだもの
死んだ者
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 夜漁でまるで釣れない船に難船死者が上がって供養を求め、盆の念仏踊りが始まったという由来譚。
- 細部
- 三善家の先祖にまつわる話として下波村に伝わる。ある夜、いつものように漁に出たものの、その日に限ってまったく魚がかからない。おかしいと思っていると、海で難船して命を落とした者が船へ上がってきて、自分たちを供養してほしいと願い出た。そこでこの家では、十四日に踊りを伴う念仏を奉じ、十六日にも念仏を唱える習わしを盆に持つようになった。年中行事の起こりを海の死者の求めに結びつけて説明する形をとっている。
- 広まり方
- 1975年の『伊予の民俗』所収、山口常助の北宇和郡下波村聞書による。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ