しんぼくをきったたたり
神木を伐った祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 権現の山にある神木を代官が伐ろうとしたところ、木こりが相次いで急死したという話。
- 細部
- 常陸太田市真弓町の真弓権現にまつわる、江戸時代の祟りの話である。葉一枚さえ誰も取らなかった権現の山の神木を、代官が売るために伐採しようとした。伐り置いた材木が雨で流されたため、木こりたちは改めて山へ入り、残った木を伐ろうとした。その夜、山鳴りが起こり、木こりが十人ほど相次いで急死した。現場を見た者たちは恐れ、各自逃げ帰ったと記録されている。『新著聞集』を収めた『日本随筆大成』第二期、1974年刊、神谷養勇軒の記述による。
- 広まり方
- 江戸時代の随筆集に記録され、後の説話集にも収められて伝わっている。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ