しくび
四九火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 徳島市の芝山などで四と九のつく日に現れる四九火は、手招きすると飛んできて雪隠の上を舞う。
- 細部
- 徳島市では、日付に四と九のつく日になると現れる怪火があり、これを四九火と呼んでいる。芝山に現れるこの火は、手招きをすると必ずこちらへ飛んでくるといわれ、もし実際に招き寄せてしまった場合は、雪隠に駆け込んで下駄や草履を頭の上に載せていると、火は雪隠の上を三度舞ったのちにようやく飛び去っていくのだという。また、畑にあった柳の古木でも、四と九のつく日の雨の夜に火が現れることがあり、こちらは赤くはなく燐光のような色をしていたといい、狸の仕業による火だと語られている。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1920年掲載の後藤美心「徳島の土俗」、1922年掲載の長尾楓窓「阿波物語(上)」、『近畿民俗』1958年掲載の後藤捷一「阿波の言ひ習わし」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ