しきゆうれい
シキ幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夕暮れの海面ににがりが吹き寄せられて光って見える現象を、西彼町ではシキ幽霊と呼び習わしている。
- 細部
- 西海市西彼町の旧亀岳村に伝わる話で、海に出る妖怪の一つとされている。潮が引いたあとの海面ににがり分が吹き寄せられ、夕方の薄暗い時刻になるとそれがぼんやりと光って見えることがあり、この光る現象そのものを指してシキ幽霊と呼んだという。姿かたちの定まった妖怪というよりも、海面に生じる不思議な光そのものを指す呼び名であり、自然の発光現象を人ならぬものの仕業として受け止め、語り継いだ例といえる。
- 広まり方
- 1972年の民俗採訪『長崎県西彼杵郡西彼町旧亀岳村』(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ