しか
鹿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 坂上田村丸が狩りで賢心と出会い殺生の罪を悔いて観音像を祀ろうとすると、多くの鹿が現れ建立地を平らにしたという。
- 細部
- 将軍であった坂上田村丸が鹿を狩っていたとき、賢心という人物に出会い、その教えとなる翁の話を聞かされた。この話を伝え聞いた田村丸の妻は、病を治すために数多くの鹿を殺生してきた自分たちの罪の深さを悟り、教えの通りに大悲の像を安置しようと言い出した。すると仏殿を建てようとしていた場所に、どこからともなく大勢の鹿が現れて地面を踏み均し、平らな土地にしてくれたという。おかげで無事に仏殿を建てることができ、像を安置することができたと伝えられている。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』所収、坂内直頼『山城四季物語』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ