せいよのしちにんみさきみずあらそいのたたり
西予の七人ミサキ水争いの祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旱魃の水争いで命を落とした七人の農民が、祟る霊の群れとなったという伝え。
- 細部
- 雨の降らない年に田へ引く水をめぐって村々が争い、その騒動のなかで七人の農民が命を落とした。無念のうちに死んだ者たちは鎮まらず、その後も人に災いをもたらすようになり、七人ミサキと呼ばれて畏れられた。行き合った者に取り憑いて病や死をもたらすと語られ、水利をめぐる現実の対立が、そのまま集団の御霊として祀り上げられている。四国一帯に広がるミサキ信仰の一例である。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」と、1983年刊『愛媛県史』第五章第三節の御霊信仰の項に記されている。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ