いまばりのななにんみさきのすいしれんさ
今治の七人ミサキの水死連鎖
国内
未確認生物
- どんな話か
- 水死者の霊が七人で連れをとり続ける怪異で、一人引き込むごとに古い者から成仏するという。
- 細部
- 人が命を落とした淵や川に現れるとされる。声を発することはないが、居合わせた者はなんとなく死ぬ気になってしまうという。七という数には理屈があり、成仏できない霊が常に七人おり、一人を引き込むごとに最も古い一人が抜けて成仏する仕組みだと説明された。そのため水死人が出た場所では、同じ月のうちに次の水死が起こりやすいとも語られる。水死体を見つけた者にはそれを引き上げる義務があり、見捨てれば祟られて災いを招くとされた。連鎖する死を一つの霊の集団として説明する形になっている。
- 広まり方
- 1976年と1985年の『伊予の民俗』の越智忠男・佐々木正興による記述、1967年の『民俗採訪』の國學院大學民俗学研究会報告、1983年の『愛媛県史』の御霊信仰の項に、あわせて四例が載る。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ