いかたのうみへいざなうしちにんみさき
伊方の海へ誘う七人ミサキ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日が暮れてから山道を行く者の心を奪い、知らぬうちに海へと引き寄せてしまう死霊の群れ。
- 細部
- 夕暮れて暗くなってから道を歩いていると、七人ミサキが人の意識をぼんやりさせ、そのまま海の方へ誘い込んでしまうという。歩いている本人は何も気づかないまま水際へ向かうため、犬の鳴き声でわれに返って助かった、という語りが伴う。七人ミサキは西日本一帯で語られる横死者の集合霊で、取り憑いた相手を道連れにするとされるが、伊方では海へ引く動きが強調されている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』佐々木正興「伊予の妖怪変化」および1983年刊『愛媛県史』第五章第三節一「御霊信仰」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県伊方町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ