しちにんじぞう
七人地蔵
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山中で行き倒れた侍と六人の子を祀った七人地蔵を、引っ越しの際に置き去りにすると身内が病んだという。
- 細部
- 甲府市中道町に伝わる七人地蔵は、六人の子どもを連れて山の上で行き倒れになった侍を祀ったものだとされる。ある家が山の上から麓へ引っ越す際、この七人地蔵をそのまま山に置いてきてしまったところ、家の弟が病気にかかってしまった。物知りの人に相談したところ「お祀りしていた神様を置いてきたのではないか」と指摘されて初めて気づき、慌てて地蔵を山から降ろし、自宅の庭に迎え直したという。祀るべき神を粗末にしたことへの報いとして語られている。
- 広まり方
- 1984年刊『右左口の民俗―山梨県東八代郡中道町右左口地区―』の「口承文芸」の項、東洋大学民俗研究会の調査に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ