しち
シチ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 継子いじめに苦しみ浜で泣いていた少年を漁師に化けた海の怪物シチが連れ去るが、祝女の祈願で助け出されたという。
- 細部
- 平安座島に伝わる話で、継母に酷使されていた少年が夕方の浜辺で一人泣いていたところ、漁師の姿に化けた海の怪物シチに連れ去られてしまう。少年が戻らないことを案じた両親は方々を探し、祝女に祈願を頼んだ。三日ののち、近くの無人島に少年が隠されていることが判明する。八日目、シチは漁師の姿のまま少年を連れて村の様子をうかがいに来たが、ちょうど村人が祈願を続けていた最中で少年にかけられていた術が解け、正体を見た少年は泣き出した。その声に両親が気づいて名を呼び続け、祝女も声を張り上げて御願をしたところ、シチは逃げ去ったという。
- 広まり方
- 1963年の『沖縄民俗』に掲載された「平安座島調査報告」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県うるま市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ