ほくとのひのたまとながれぼしのしのまえぶれ
北杜の火の玉と流れ星の死の前触れ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 屋根の棟から現れた火の玉や、海岸寺近くを通る流れ星が、死人の出る前触れだとされた須玉町の話。
- 細部
- 須玉町では、夜、家の屋根の棟のあたりから火の玉が現れ、それが海岸寺の方角へ飛んでいくのを見ると、必ずその後に死人が出るといわれていた。同じように、流れ星が海岸寺の近くを通り過ぎるのを見たときにも、やはり死人が出る前触れだとされている。発光する現象という点では共通していても、火の玉は地上の屋根から発するのに対し、流れ星は空の彼方から来るという違いがありながら、どちらも同じ寺の近くを通ることと死とを結びつけて語られている点が興味深い。
- 広まり方
- 2003年刊行の『山梨県史』第二編、影山正美執筆「夜業と就寝」の節に、二つの死の予兆として紹介されている。
- 地域
- 山梨県北杜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ