しばまつり
芝祭
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 朝日町の芝祭では山伏の祈祷で池の芝が裂けて漂う芝舟となり、やがて元の場所に戻って付くという。
- 細部
- 出羽国の大沼村、現在の朝日町に伝わる芝祭という行事についての話。毎年4月8日、村の大きな池に向かって山伏が祈祷を行うと、池のほとりに生えている芝が4尺から5尺ほどの大きさで地面から裂けるように離れ、それがそのまま池に浮かんで漂い始める。この漂う芝は芝舟と呼ばれている。しばらく水面を漂ったのち、芝舟はもとの場所へ自然と戻っていき、まるで初めから離れていなかったかのように、元の位置にきちんと付き直るのだという。
- 広まり方
- 1975年の『日本随筆大成第二期』に収める菊岡沾涼『諸国里人談』に記録がある。
- 地域
- 山形県朝日町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ