いわきのけむりにあらわれるしょうがつさま
いわきの煙に現れる正月様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 正月十五日、鳥小屋の火を焚くとその煙を通して西の空に老夫婦の後ろ姿の正月様が拝めるという。
- 細部
- 春にやってくる神を正月様と呼ぶ。正月十五日に鳥小屋の火を焚くと、その煙を通して西の空に、高砂の尉と姥のような老夫婦の後ろ姿が拝めるとされている。年中行事の火にまつわる煙の中に神の姿を見出すという、視覚的な神迎えの伝承である。実際に火を焚いて煙を見上げるという行為そのものが、神を迎える儀礼の一部として機能していたと考えられる。
- 広まり方
- 1934年刊『旅と伝説』所収、柳田國男の「年中行事調査標目(十二)」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ