じゅうはちおうこうびょう
十八王公廟
Shíbā Wánggōng Miào
国外
場所・異界
- どんな話か
- 難破して亡くなった17人(商人・漁師など諸説あり)と、共に殉じた1匹の忠犬を祀る台湾の廟の由来伝説。夜遅くに参拝するほどご利益があるとされ人気を集めた。
- 細部
- 伝説によれば清の同治年間、17人を乗せた船が台湾北部の石門沖で難破し全員が死亡したが、飼っていた犬だけが泳ぎ着いて生き残ったとされる。乗っていた17人の身分については商人・漁師・親族訪問客・巡礼客など複数の説があり一定しない。地元住民が遺体を弔って埋葬しようとしたところ、犬が自ら墓穴に飛び込んで主人らと共に葬られることを選んだという言い伝えから、18人(17人+1匹)を「王公」として祀る廟が建てられた。以後、地元の漁師たちが豊漁や危機回避などのご利益を得たとする噂が広まり、特に深夜の参拝が願掛けに効くという評判が独特の人気を呼んで、遠方からの参拝客を集める信仰の中心地に発展した。
- 広まり方
- 地元漁村の信仰から始まり、口コミと信心深さの評判が重なって台湾全土から参拝客を集める著名な廟に発展した。
- 地域
- 台湾・新北市石門区
- 年代
- 清代(同治年間)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ