さどしのめをださないいりまめ
佐渡市の芽を出さない炒り豆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 節分の豆から芽が出たら佐渡を鬼に譲るとの約束から、豆をよく炒る風習が始まったとする由来譚。
- 細部
- 昔、北方からやってきた鬼が佐渡を奪おうとしたとき、金北山大権現は、節分にまいた豆から芽が出たなら国を譲ろうと約束した。ところが本当に芽が出てしまったため、権現は慌ててモグラを作り出し、根をかじらせて芽を枯らそうとする。これを知った鬼は激怒して猫を作り出し、モグラを捕らえさせようとしたという。この攻防があったために、佐渡では節分の豆を生煮えのまま蒔いて芽を出させぬよう、よく炒ってから使う習わしになったと説明されている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に載る茅原鐵蔵「佐渡金澤村より」の報告に記されている。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ