せんちょうぎ
千丁木
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜ごと元通りになる巨木を、木の精の弱点を知った木こりが燃やして伐り倒した伝説。
- 細部
- 早川町のミノヒキ山には、一本で千丁もの薪がとれるという千丁木があったと伝えられる。木こりが朝から山に登って切っても切り終わらず、翌朝行くと切り口や剥いだ皮がすっかり元どおりになっている。不思議に思った木こりが夜通し隠れて様子をうかがうと、真夜中ごろに山じゅうの木の精たちが集まってきて、切りくずや木の皮を燃やされては困ると話し合っているのを聞いた。そこで木こりたちは翌日、出た切りくずや皮をすぐに燃やしてしまい、それによって千丁木はついに伐り倒されてしまったという。今ではその木はなく、千丁木という地名だけが残っている。
- 広まり方
- 1989年の『雨畑の民俗』(都留文科大学民俗学研究会)口承文芸編の伝説の項に複数の伝聞がある。
- 地域
- 山梨県早川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ