せんちのかみ
厠の神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 下関市豊北町に伝わる致富譚で、厠の神と箒の神の立ち話を聞いた男が乞食の娘を娶り長者になったという。
- 細部
- 下関市豊北町に伝わる話で、橋の下で暮らす乞食の女が娘を産んだ夜、たまたまその橋を渡ったある人物が、厠の神と箒の神ともう一柱の神が話し合う声を耳にした。神々は、この生まれたばかりの娘を将来嫁にした者は長者になるだろうと語り合っていたという。それを聞いた男はさっそくその娘をもらい受けて育て、後に長者となった。ところが一度娘を手放したところ、たちまち貧乏になってしまったため、慌てて再び娘を引き取って養い直したところ、日本一の長者にまで上り詰めたと伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、桜田勝徳「人間転生譚其他」に記録されている。
- 地域
- 山口県下関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ