せんぼんのぼり
千本幟
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 神明の加護を受けた者が礼として、小さな紙の幟を本殿の周囲へ立て並べる祭礼の習わし。
- 細部
- 祭礼の日、神の助けを得たと感じた者は謝意を形にする。用いるのは二十センチほどの竹に紙を付けた小さな幟で、これを本殿を取り巻くように立て並べていく。一人分は細く小さいが、数が集まることで社の周囲が幟の林となる。願をかけた側ではなく、すでに加護を受けた側が奉じるという点で、祈願ではなく礼参りの性格を帯びた作法である。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ