せくらべ
背比べ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 麦の穂が出る頃、夕方遅くまで麦畑で遊ぶ子供は背比べという妖怪に取って食われると洞戸村で語り継がれてきた。
- 細部
- 洞戸村では、麦畑で夕方遅くまで遊んでいる子供のところへセクラベという妖怪が現れ、自分より背の低い子供を取って食ってしまうと言い伝えられている。麦の穂が出る時期になると特に注意され、日が暮れても麦畑に居残っていると麦畑の中から出てきたセクラベに連れ去られてしまうのだという。話者はこれを曽祖母から聞かされたといい、実際には子供が犯罪に巻き込まれるのを防ぐための昔ながらの知恵だったのではないかとも語られている。
- 広まり方
- 1987年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「岐阜県武儀市洞戸村 調査報告書」に記録が残る。
- 地域
- 岐阜県関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ