かっぱがやまにあがったせこ
河童が山に上がったセコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 河童が山に上がった姿ともいわれる小さな怪異。二、三歳の子供ほどの大きさで、姿が見えないとも語られる。
- 細部
- 丸刈りの子供のような姿、猫に似た獣、あるいは声だけの存在など、描写には幅がある。一般には二、三歳ほどの大きさで、山で人の作業を真似たり、道連れになったりすると語られる。石を割る音や木を倒す音を立て、人の手足をつかむ悪戯も働き、「ホイホイ」「ヒョウヒョウ」と鳴いて夜の木のまわりで踊る。九州各県のほか隠岐にも伝わり、隠岐では一歳ほどの赤ん坊の姿や一本足とも伝わる。河童が山へ上がった姿、または年老いた河童と考えられ、古書『観恵交話』などにも記録されている。
- 広まり方
- 山仕事に携わる人々の間で口伝えに残り、地域の民俗として記録された。
- 地域
- 九州地方
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ