せこ
セコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- セコは焼酎を好む山の妖怪で、猟の不調や機械の設置を妨げても酒と詫びを供えれば収まると伝わる。
- 細部
- 綾町の山中に住むとされる妖怪で、何より焼酎を好むという。宗次郎という猟師がモマ撃ちやマダラ釣りに出かけても獲物にまったく恵まれなかったとき、セコの仕業だと考えて焼酎二本を供えたところ、供えた酒はすっかり空になり、以後は獲物が順調に取れるようになったと伝わる。また、山奥に機械を運び入れた際にはセコの通り道をふさいでしまったらしく、夜のうちに機械が元の場所へ戻されてしまったこともあった。このときは焼酎五升と煮干しを供えて詫びを入れることで収まったという。
- 広まり方
- 1992年刊行の『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、矢口裕康「民間説話の種々相」の項に記録がある。
- 地域
- 宮崎県綾町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ