せっくのまとやうばい
節句の的矢奪い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 流鏑馬のあと、的の司が赤組の原町と白組の長町の若者に的と矢を投げ与え、奪い合って手にした方が豊作になるという。
- 細部
- 流鏑馬で矢を射終えたあと、的を司る役の者が、赤組をつとめる原町(宮城郡)と白組をつとめる長町(名取郡)、それぞれの若者たちの間に的と矢を投げ入れる。すると両者は激しく奪い合いになり、これを制してものにした側が、その年は豊作になるといわれている。地域を二分する形で若者たちが競い合うこの奪い合いは、単なる余興にとどまらず、その年の実りを左右する神事の一部として真剣に受け止められてきたのだろう。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の祭祀「陸奥国分寺白山宮の節句祭」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ