せききょう
赤鏡
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 太宰府で挙兵し敗れた藤原広嗣が自刃すると、その首は天に昇って赤い鏡となり、目にした者を次々と死なせたと伝わる。
- 細部
- 太宰府の地で兵を挙げた藤原広嗣は、送り込まれた鎮圧軍によって追い詰められ、最後は自ら命を絶った。すると切り落とされたはずの首がひとりでに空へ昇っていき、途中で真っ赤に光る鏡の姿に変わったという。これに出くわした者は例外なくその場で息絶えたと伝えられ、あまりの猛威を鎮めるために豊後国の鏡宮や肥前国の板櫃宮といった社で、広嗣の霊を神として祀るようになった。
- 広まり方
- 1977年刊行の『日本随筆大成第三期』に収められた含弘堂偶斎の『百草露』に記録がある。
- 地域
- 福岡県太宰府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ