せきちゅうのこへび
石中の小蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 元和年間、大坂城の普請で大石を割ったところ中から小蛇が走り出て、龍の化身ではないかと語られたという。
- 細部
- 元和年間、大坂城の普請が進められていたとき、切り出した大きな石を割ったところ、その中から一匹の小蛇が走り出るということがあった。古来、龍は身を潜めるとき木や石の中に隠れるものだと言われており、このとき現れた小蛇もまた、あるいは龍の化身であったのではないかと語られている。築城という大規模な普請の最中に起きた小さな異変が、龍にまつわる古い信仰と結び付けて語られた例である。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、中山三柳「醍醐随筆」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ