せいたむじな
清太ムジナ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 輪島市門前町の話で、清太という人物が夜道で火の玉と女の怪異に遭い、脇差で斬りつけると両方とも消えたという。
- 細部
- 清太という人物が夜も更けたころ、カイケと呼ばれる昼でも薄暗い場所にさしかかったところ、火の玉が現れては消えることを繰り返し、やがてその中から女の姿が浮かび上がって清太をじっと見つめてきたという。清太が脇差を抜いて斬りつけると、刃先が石にでも当たったような音が響き、火の玉も女の姿もかき消えた。後で確かめると、脇差は切っ先から三寸ほどが折れていたと伝えられ、清太ムジナという呼び名の由来になっている。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による石川県鳳至郡門前町調査報告書に記録がある。
- 地域
- 石川県輪島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ