よなごのいきりょうとほとけのさわり
米子の生霊と仏のさわり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 米子市では、体調不良や不幸の原因を生きた人の思いによる生霊や、死者の霊による仏のさわりに求める考え方が伝えられている。
- 細部
- 生霊とは、生きている人間の恨みや強い思いが本人の体を離れて災いをなすとされる霊のことで、仏のさわりとは、亡くなった者の霊が何らかの理由で祟りをなし、病気や不幸を引き起こすとする考え方を指す。米子市の聞き取りでは、この二つが並べて記録されており、体調の悪化や家に起きる不幸の原因を、生きた人間の思念や死者の霊に求める発想が、身近な説明の仕方として受け入れられていたことがうかがえる。具体的にどのような出来事があった際の記録かまでは詳しく伝わっていない。
- 広まり方
- 1938年の『因伯民談』所収、鳥取郷土会「社会心理調査報告(6)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県米子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ