そろもんのゆびわ
ソロモンの指輪
Seal of Solomon / Ring of Solomon
国外
物品・機械
- どんな話か
- 神から授かったとされ、人間・ジン・動物すべてを意のままに操ることができたという、ソロモン王の魔法の指輪の伝説。
- 細部
- ソロモンの指輪は、中世のイスラム文献やユダヤのカバラ文献で語られる伝説の指輪で、神の名が刻まれていたために持ち主に人間・ジン・動物への支配力を与えたとされる。五芒星や六芒星(のちのダビデの星)の意匠で描かれることが多く、六芒星は中世アラブの伝統を経てカバラに取り入れられたもの、五芒星は西洋ルネサンス魔術の伝統に由来するとされる。ユダヤの説話集の一部にも、ソロモン王が悪魔アシュメダイを策略で捕らえる際にこの指輪が関わる話が伝わっている。
- 広まり方
- 「超自然の存在を使役する魔法の指輪」という発想自体は古くから知られていたとされるが、それを特にソロモン王と結び付けて語る形は中世のアラブの注釈家たちによって整えられ、イスラム圏とユダヤ文化圏の双方で並行して語り継がれてきた。後には西洋の魔術書にも取り入れられ、オカルト関連の書籍やウェブサイトを通じて現代まで広く知られている。
- 地域
- 中東(伝承の舞台は古代イスラエル、物語化は中世アラビア語圏・ユダヤ文化圏)
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ