さよのなかやまのよなきいし
小夜の中山の夜泣き石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 東海道随一の難所とされた小夜の中山で、山賊に命を奪われた妊婦の霊が乗り移った石が夜ごとに泣き声を上げたという伝説。
- 細部
- 安産祈願からの帰り道に山賊に殺された妊婦の魂が、傍らの丸石に取り憑いて夜な夜な泣くようになったという。声に気づいた久延寺の僧が、遺体から生まれていた赤子を引き取り、水飴を含ませて育て上げ、成長した子はのちに母の仇を討ったとも伝わる。石は現在も峠道のトンネル脇に据えられており、名物の水飴「子育て飴」の由来譚として親しまれている。
- 広まり方
- 東海道の名所案内や掛川市の観光情報として広く紹介され、名物「子育て飴」の由来として今も語り継がれている。
- 地域
- 静岡県掛川市佐夜鹿(小夜の中山)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ