さつきのぼり
五月のぼり
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 平家ゆかりの幟だとして、源氏の子孫や落人筋を称する集落では立てない習わしがあった。
- 細部
- 五月に立てるのぼりは平家に属するものだと考えられていた。そのため大下や鬼原の人々は、自分たちが源氏の血を引くという意識から、これを立てなかった。一方で竜岡中村の森集落では逆に、先祖が平家の落人であることを理由に立てないという。さらに森の祖先である掃部が幟に巻き込まれて死んだため、以来は小さな座敷飾りで済ませるようになったとも語られる。同じ不実施でも由来の説明が集落ごとに分かれている点が興味深い。
- 広まり方
- 1975年刊の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』の森正史監修「年中行事」に見える。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ