ささやきばし
耳語橋
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 長者の娘のもとへ通っていた精霊の宿る大杉で作られ、夜中に渡る人へささやきかけるという橋。
- 細部
- 福島市瀬上町に伝わる耳語橋は、かつて長者の娘のもとへ夜な夜な通ってきていたという精霊が宿る大杉を切って架けた橋だという。その由来のためか、夜更けにこの橋を渡る者があると、どこからともなく何かがささやきかけてくると語られている。橋の材木そのものに精霊の気配が残っているとする発想は、樹木の霊威が伐採後も物に宿り続けるという信仰の一例といえる。
- 広まり方
- 1967年刊行の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫の樹木に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ