さるのよめとり
猿の嫁取り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日照りの礼に娘を嫁がせる約束をした猿が、水瓶を背負って川を渡る際に失敗するという話という。
- 細部
- 大日照りの折、猿に雨を降らせてもらう代わりに娘を嫁に出す約束をした。猿は娘を迎えに向かい、娘は鏡を、猿は茶壺や水瓶を用意して背負った。川を渡る途中で容器に水が入り、猿は溺れて流されたため、娘は家へ戻った。別の記録では、娘が長い草履を作らせて猿に履かせ、板橋でその草履を踏むと猿が転倒し、水瓶に川水が入って流された。どちらも、雨乞いの礼に決まった猿の嫁入りが、渡河の場面で失敗する筋である。1973年の『民俗採訪』に鈴鹿市小岐須町などの話として記録されている。
- 広まり方
- 1973年「民俗採訪」の鈴鹿市旧椿村・庄内村調査に2話が記録される。
- 地域
- 三重県鈴鹿市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ