わたりざる
渡り猿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 赤田代で行う五年神神事を人が忘れかけると、近くの山から猿が渡ってきて執行を促すという言い伝え。
- 細部
- 下関市内日の赤田代で行われる五年神神事には、執行を忘れかけると山の猿がそれを察知するという言い伝えがある。神事の時期が近づいても人々がうっかり執り行うのを失念していると、近くの山に棲む猿が里へ渡ってきて姿を見せ、それとなく知らせてくれるのだという。人が忘れている神事の遅れを、猿が代わりに気づかせてくれる存在として語り継がれている点が特徴である。
- 広まり方
- 2002年の『山口県史資料編民俗1 民俗誌再考』所収、湯川洋司「森に宿る霊」および吉村美広「内日の五年神」に記録がある。
- 地域
- 山口県下関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ