さるむこいり
猿聟入り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旱の水番を助けた礼に御大尽の娘を嫁に望んだ猿だが、娘は盆の里帰りの折にうまく言って猿を殺し実家へ戻った。
- 細部
- 大変な資産家である御大尽のもとに、一匹の猿が娘を嫁にほしいと望んできた。日照りで田畑が干上がりかけたとき、この猿が水番をして助けてくれたためで、断り切れなくなった娘はしぶしぶながら猿のもとへ嫁いでいった。しかし娘は本心から猿と添い遂げるつもりはなく、盆の里帰りの機会をとらえてうまい言葉で猿を言いくるめ、隙をついて殺してしまう。こうして娘はまんまと実家へ戻ることができたという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、加藤嘉一「一一 猿聟入」に記録がある。
- 地域
- 栃木県茂木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ