いわてまちのまつやにでてっぽうをふせぐさる
岩手町の松脂で鉄砲を防ぐ猿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松脂をつけて鉄砲も通らぬ毛皮になるといわれる、猿がしし(ヒヒ)に化ける話。
- 細部
- 猿は松脂を体につけて転げ回ることで、鉄砲の弾も通らないほど頑丈な毛皮になることがあるといい、そのようにしてしし(ヒヒ)に変じるのだと語られる。お月様に化けることもあるという。また、昔は60歳になった老人を山に捨てる習わしがあり、その老人が猿になるのだとも言い伝えられている。猿という身近な動物に、変身と棄老という二つの異なる由来が重ねて語られている点が興味深い。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1958年、國學院大學民俗学研究会「岩手県岩手郡岩手町川口」にまとめられている。
- 地域
- 岩手県岩手町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ