さんしろういわ
三四郎岩
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 大阪城築城の石切り出しの際に人が命を落としたという岩で、触れたり無断で登ったりすると祟りがあるという。
- 細部
- 三豊市の香田にある三四郎岩は、大阪城を築くための石切り出しが行われた際、三四郎という人物がこの岩に押しつぶされて命を落としたことにちなむ名で呼ばれている。この岩に触れると病気になったり怪我をしたりするといわれ、実際にこの話を伝える人の家系は三四郎の子孫にあたるのだという。また、大工をしていたある人物が若い頃、三四郎岩の上に建つお宮を修理するため岩に登って作業をしたところ、その晩に熱を出してしまったという。父親からは、岩に一言断りを入れずに登ったせいだと戒められたと伝えられている。
- 広まり方
- 1996年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「香川県三豊郡詫間町 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ