さんりんぼう
三隣亡
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 柱を切り誤った失態を恥じた大工が妻を手にかけ、その祟りで新築の家が倒れ続けたため忌み日を定めた由来譚。
- 細部
- ある大工が家を建てていたとき、うっかり柱を一本短く切りすぎてしまうという失敗をした。妻の機転のおかげでその場はどうにか収まったものの、大工は女房に助けられたことを恥ずかしく思い、あろうことかその妻を手にかけてしまったという。それからというもの、この大工が建てる家は決まって倒れてしまうようになり、これは殺された妻の祟りに違いないと気づいた大工は、月のうちに何日かを家を建てない日と定めた。この日取りが三隣亡の起こりだと語られている。
- 広まり方
- 1959年の『西郊民俗』所収、平瀬拠英「若桜山中より(三)―鳥取県八頭郡若桜町吉川―」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県若桜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ