さんのうさまのばち
山王様のバチ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 祠の前で急死した祖母の死因を拝み手に尋ねたところ、知らずに山王様を蹴ったことが原因だったと告げられた話。
- 細部
- ある家の祖母は、山王様を祀った小さな祠の前で突然体調を崩し、そのまま亡くなった。孫は死因を知るため、拝み手(ウカガイ)に祈祷を頼んだ。そこで、祖母が本人の自覚のないまま山王様を蹴ったことが、急死の原因だと告げられる。孫はその過ちを詫びるため、あらためて山王様を祀り、小祠を設けた。山王様への無礼と死を結びつけたこの話は、長沢利明「桧原村の民俗」(『西郊民俗』1978年)に檜原村の事例として記録されている。
- 広まり方
- 西多摩郡檜原村の民俗を記録した1978年の『西郊民俗』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ