さんのうさま
山王様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 日吉神社の氏神・山王様が夜な夜な水や瓜を盗みに出て、ある晩ゴマガラで目を突き片目になり、村はゴマを作らなくなったという。
- 細部
- 氏神として祀られる日吉神社の山王様には、夜になるとこっそり出歩く癖があったという。田へ水を引きに出かけたり、畑の瓜をもぎ取りに出向いたりしていたが、ある晩のこと、犬に吠えたてられて驚き、逃げる途中で牛の糞に足を滑らせて転んでしまった。その拍子にゴマガラで目を突いてしまい、片方の目を失明することになったのだという。この出来事があって以来、村ではゴマを作ることを避けるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一による第6編第2章第2節「6 片目の神様」の記述に基づく。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ