さんきちさま
三吉様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戊辰戦争での加勢や怪力の相撲、湯船を持ち上げる怪力ぶりなど、湯沢市に伝わる三吉様の武勇譚。
- 細部
- 湯沢市には、三吉様と呼ばれる神にまつわる武勇伝が伝わっている。戊辰戦争の折には両脇に大砲を抱えて敵陣に突き進み、南の空に雪が降っているように見せかけて官軍を助けたという。相撲の力自慢だった日の下開山という力士が秋田を訪れた際には、さほど体格の大きくない男が現れて開山を負かし、青竹を引き裂いてまわしにし、四股を踏むと土俵に穴があくほどの力を見せたが、この男こそ三吉様だったという。また、秋田で勝った仙台の力士が風呂に入っていると、三助に化けた三吉様が力士の入った湯船ごと持ち上げて底を掃除し、驚いた力士が逃げ帰ったという話も残る。
- 広まり方
- 1977年の『雄勝役内の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団「八 口承文芸」による。
- 地域
- 秋田県湯沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ