さんかいしょうにん
三海上人
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 日照りに悩む壬生の里人に招かれた三海上人が7日間の断食祈願の末、大雨を降らせたという雨乞い伝承。
- 細部
- 下総国本栗橋にある行念寺を開いた三海上人が、日照りに苦しむ下野国壬生の里人に招かれて雨乞いの祈祷を行うことになった。上人は7日間にわたり断食をして丹心を尽くしたが、7日目になっても何の兆しも見えなかった。それを妬んだ他の僧たちはさんざんに上人を悪しざまに言ったものの、やがて数刻のうちに黒雲が湧き起こり、大雨が降り注いだという。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録が残る。
- 地域
- 栃木県壬生町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ