さんぼんあしのしろぎつね
三本足の白狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 城蔵稲荷の由来譚で、老僧に化けて甥へ殺生を戒めた三本足の白狐が、鼠の天ぷらでおびき出されて殺されてしまったという話。
- 細部
- 堺市堺区にある城蔵稲荷の由来にまつわる話である。ある老僧が三本足の白狐を飼っていたが、その老僧には猟師を生業とする甥がいた。白狐は甥が殺生を続けることを恐れ、老僧の姿に化けて甥のもとを訪れ、殺生を戒める説教を語って聞かせたのだという。ところがこの企みに気づいた甥は、鼠の天ぷらを餌にして白狐をおびき寄せ、これを殺してしまった。この出来事が城蔵稲荷という社の由来として語り継がれている。
- 広まり方
- 1920年の『郷土趣味』所収、川崎巨泉「雑纂 和泉堺市白蔵主稲荷」に記録がある。
- 地域
- 大阪府堺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ